2022年7月22日、株式会社カナサシ重工(静岡市)において建造中であった液体苛性ソーダ運搬船が竣工いたしました。本船は「東優丸」と名付けられ、7月25日(月)に平野ふ頭(周南市)にて安全祈願祭が執り行われました。


本船では省エネ付加物「ネイバーダクト」が内航船として初めて搭載されました。プロペラ前方に取り付ける省エネ付加物の一つで、船体の側面を流れる力を利用して推力を発生させることができます。より多くの流れを推進力に利用できるよう、船体に沿わせた縦型・楕円の形状を採用しました。ネイバーダクト非搭載時と比べて3.5%の効率改善効果が見込まれます。

