東ソー物流株式会社

国土交通省主催トリプルS(特別賞) 東ソー物流及びコーウン・マリンがW受賞

令和5年度船員安全・労働環境取組大賞の表彰式が9月22日(金)国土交通省海事局(東京霞ヶ関)にて執り行われ、東ソー物流㈱とグループ社であるコーウン・マリン㈱がダブルで特別賞を受賞しました。コーウン・マリン㈱については昨年度につづき、2年連続の受賞となりました。表彰式では、当社の稲毛社長、コーウン・マリン㈱の塚本社長、山下取締役が出席し、海谷海事局長より表彰状が授与されました。
受賞した取組は「やっちゃるぜ!健やか船員ライフ!~オペと配乗子会社による健康意識向上に向けた取り組み~」です。船員の健康意識向上を目的に、運航会社である当社と配乗子会社のコーウン・マリン㈱がそれぞれ趣向を凝らし、重疾病化に伴う運航障害を防ぎ、元気に長く働けるよう策定したダブル検診や福利厚生健診が評価されました。

【東ソー物流㈱の取り組み】
・海運課にて傭船している全船船員を対象に、年1回の法定健診に加えて、本社で行われる健康診断を実施。年2回の健康診断により疾病の兆候を捉える機会を増やし、健康意識を高める活動を行っている。
・各船、各社単位での健診結果を、受診した個人及び船主が把握することで、重疾病化を防ぎ、長期療養による運航障害を防止することも目的の一つ。

【コーウン・マリン㈱の取り組み】
・PETやMRI、人間ドックなど、年齢毎の疾病リスクに対応した福利厚生健診を策定。
・船員が継続的に治療や健診が受診できるよう、短い配乗ローテーション(23日乗船、7~8日休暇※)を運用し、健康意識向上を目指した。※液化ガス船は45日乗船、15日休暇。
・各種医療相談や介護相談窓口の運用、健康診断費用補助の対象者を配偶者まで拡大。
・採尿により検査可能な簡易がん検査「N-NOSE」の福利厚生健診の導入。

上記取り組みにより、重疾病による運航障害はこれまでに発生しておりません。
人手不足が顕著である内航船員業界において、これらの「人的資本経営」を意識した取り組みを継続し、安定的な海上輸送を維持してまいります。

私の輝ける世界は、ここにある。


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